These foolish things

音楽を中心に新しいもの、古いものをなどMy Favaritesを。時には映画やWho's Whoなども

がんばっていきまっしょい

映画「がんばっていきまっしょい」

NHKで放送していたのをふとしたきっかけで見ることができました。
ほとんど予備知識がないままでしたが、なんともたまらない気持ちになった映画でした。


四国の名門校になぜか合格したが、おちこぼれ寸前の田中麗奈扮する篠村悦子(悦ネエ)が主役です。出来のいい姉とちがって、不器用で親からも期待されず、家出しても気がついてもらえない悦ネエですが、あるときボートの練習を見たのがきっかけで、自ら女子ボート部を立ち上げます。主人公はまだ、激しい競技に耐える体力もできず、腰痛や貧血で挫折して退部しようとしますが、コーチに「意外と根性なし」と言われ、「私はボートがないと何もないんです。」と言って復帰します。

009.jpg  007_20100717162735.jpg

集めたメンバーも新人戦までと御願いしてよせ集めた臨時のメンバーで運動経験のない素人達ですが、みんな次弟にボートに目覚めていき、マメをつぶして血だらけになってもオールを漕ぎ続けまます。

ボートのシーンは、瀬戸内海や湖で逆光気味では引いた画が多かったのですが、ボートがシルエットのようにきらめく波に浮かんで名画のように美しいシーンでした。そして、最後の国体県予選のシーンでは、チーム結成こ最初の試合では、レースの最後まで満足に漕げなかったクルーが見違えるほど上手になってオールがきれいにターンして揃っていました。

005_20100717162658.jpg

「20歳になったらどうなっているだろう」と、合宿の夜にメンバーで話し合うシーンがありましたが、ボートに乗れるのは高校生のうち夏季の2シーズンだけという時間の制約のなかで、後から振り返ると一番輝けた、でもその時間のなかにいるクルーのメンバーには、自覚のない夢中の時間で夢を見ているような至福の2年間だったと思います。大人になって色々な桎梏でがんじがらめになってからでは得られない瞬間です。

高校生の普通の日常を描いた映画は「檸檬のころ」、「リンダリンダリンダ」、「天然コケッコー」を初め、好きな映画が多いですが、この映画も何度見ても泣けてしまい、また宝物の一つになりそうです。

006_20100717162709.jpg  001_20100717162559.jpg

コックスのヒメ(清水真美のレース前の「がんばっていきまっしょい」、レースでの「オールメン、用意」「キャッチ、ロー、キャッチ、ロー」、そしてラストの「スパート、スパート」の絶叫がいつまでも耳に残ります。映画を見た人に「がんばっていきまっしょい」と言っているかのように。
002_20100717162622.jpg
関連記事

テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://77117c.blog118.fc2.com/tb.php/122-7cb73bc8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
カレンダー

最近の記事
FC2カウンター

最近のコメント
カテゴリー
ツイッター

月別アーカイブ

リンク
プロフィール

Groove

Author:Groove
音楽(クラシックと演歌以外)と、映画、PCの日々。古い話を含め、お気に入りを書いていきます。

ブログ内検索

RSSフィード