These foolish things

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女の子ものがたり

おんなの子ものがたり

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先の同名の映画の記事の原作です。映画を見た後で買ってきました。
映画の成人した主人公の漫画家(深津 絵里さん)は登場せず、高校時代の終了までのお話でした。映画では多少万人向けに脚色されていた衣装や容姿も、原作ではみすぼらしく、容赦なく描かれています。主人公ほか3人のおんなの子は、貧しい家に育ち、普通ならまだ将来に希望を持っている年代で、漠然と不安を感じはじめ、中学生や高校生で、親から離され、たった一人で、貧困など厳しい現実の社会に放りだされます。

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友達が、気持ちを押し殺して必死で生きているうち、感情を無くしてしまったかのような、深い穴のような黒い目をもつ大人になったり、宗教に頼って生きているのを見ながら、どうすることもできず、ただ「私はきいちゃんとみさちゃんが好きだ」と言っている、主人公も義父が自殺して「乞食の娘」になってしまいます。

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母親は、家にある財産のほとんどを主人公に渡し、貧困の連鎖を断ち切るために東京に追いやります、「おまえはどこか他人とは違う」と言われていた主人公は幾多の困難の末に成功しますが、他人と違った才能もなく、閉塞した地域の中で生きて行かなければならない大多数の「女の子」は、現実とどう折り合いを付けて生きるのだろうかと思っていました。私も数10年前に高校卒業後、時代閉塞の現状(石川啄木)のような閉塞感、圧迫感を感じていた地方都市から都会に出て、そのままとなりましたが、残っていたらどう生きたのかと思ってしまいます。

nhk02.jpg  nhk01.jpg (鴨ちゃんと)
西原理恵子は先日のNHKの「こころの遺伝子 西原理恵子」で、アジアの子供は親が殺された時でも笑っていることを挙げて、「どん底でこそ笑え」と言っていましたが、きっと友達にも自分にも、それから多くの「女の子」や「男の子」に対してもそう思っているのでしょう。

もうじき映画 パーマネント野ばらの公開(5.22)です。



映画「檸檬のころ」もそうでしたが、「志を立てて郷関を出づ」という感慨は東京など都会出身の人達には理解できないでしょう。
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