These foolish things

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映画 女の子ものがたり

映画 女の子ものがたり

西原理恵子の原作の映画化作品です。公開時にはいつものように見逃してしまって、今回DVDがでたので見ることができました。

タイトル 

海辺の田舎の町での3人の女の子が小学生から大人になるまでを描いています。母親の再婚で引越してきた主人公の菜都美は、クラスの金持ちで、とりまきの多い目立つ女の子からグループに誘われても拒否し、貧乏で、汚れた家に住んでいたり、親からいつも殴られてている、きいちゃんとみさちゃんと仲良くなります。

高校生になると、きいちゃんとみさちゃんは、貧困や暴力など自分の家庭環境を認識し、自分の将来も見通すようになります。それは地元に残って、ヤンキーの男の子と結婚して、子供は3人くらい生んで、パートに出るというもので、次第にそのとおりになっていきます。暴力を振るわれても幸せと言い、みさちゃんは両親が逮捕されて、幼い兄弟の親代わりとなって働きに出るなど、主人公より先に大人になっていきます。

逃避行 

主人公は、きいちゃんとみさちゃんの境遇を心配して「きいちゃんは幸せ、みさちゃんも幸せ」といつも念じていますが、きいちゃんに「あんたは私たちと違うと思っているやろ、あんたなんか大嫌い、この町からでていけ」といわれ、大喧嘩になります。みさちゃんは主人公に対して自分たちとは違う何かを感じ、自分たちは逃げられないこの田舎の町から、菜都美を大きな舞台に出ていけるよう、背中を押してあげます。

なっちゃんの画 

きいちゃんとみさちゃんは、その後病死したり行方不明となりますが、主人公の漫画をずっと大事にしていました。貧困と暴力の生活でも、「幸せ」だと言っていたきいちゃんは、そういう生き方しか選べないため、日頃は本当にそう思い込んでいたのでしょうが、諦めや葛藤の挙句、田舎町の日常で封印してしまっていた夢を、再び取り出して主人公に託しました。
かって私も田舎の街の高校生でした。息が詰まるような閉塞感から、都会に出てそのまま帰りませんでした。劣悪な環境に折り合いを付けようとして生きたきいちゃんとみさちゃんは強い。彼女達が「女の子ものがたり」の本当の主人公ではないかとさえ思えました。

西原先生はいつもど真ん中ストライクです。映画で浅草の花屋敷の遊園地のゴンドラから下を見て「何にも見えない」と言っていたとおり、上から目線でなく、地面に這いつくばって、下から愛情を持って人間を見ている姿勢が感じられるめなのでしょう。ずっと泣きどおしでした。


公式サイト


 家の中を靴でないと歩けないほど汚い家、失敗したこけしのような不細工な顔と言う割には、普通の家や美人で、貧乏の割りには小奇麗な服装でした。でもご愛嬌です。

いつか離れ離れに 毎日かあさんに声優で登場



予告編
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