These foolish things

音楽を中心に新しいもの、古いものをなどMy Favaritesを。時には映画やWho's Whoなども

浅川 マキ

浅川マキ

ブルー・スピリット・ブルース  

浅川マキが死んだことを新聞の訃報欄で知った。浅川マキは学生時代から聴き始め、社会人になってからもずっと聴いていた。コンサートがあればどこでも出掛けていった。もう記憶も定かでないが、チケットが残っていた神戸新開地東映、大阪中之島公会堂の他、紀伊国屋ホール、神田共立講堂、日比谷野音、関西学院大の学園祭などそこらじゅうに出かけて行ったような気がする。出演したホールは明るいピカピカのホールではなく、たいていは少し古ぼけたトイレの匂いがする場所だったように思う。ステージに行ったかたはご存知だと思うが、ほとんど見えないまでに明かりを落としたスポットライトのなかで歌っていた。ミュージシャンは当時は名前も知らない人達だったが、凄腕だということは直ぐに分かった。

  チケット  チケット2

ほとんど何も見えない漆黒の暗闇のなかで聞く浅川マキの歌は、70年安保後の心情に響いた。まだステレオを持っていないころ、電蓄でパチンコの景品でようやく当てたマキのEPレコードを下宿で繰り返し聴いていた。あれから長い年月がたって、聞く音楽が変化し、ポップスのセンスの塊のような尾崎亜美や、気合を入れて聴かないといけないマキのようでなく、ズシンと来ないで疲れた時に聴き易い蒸留水のような今井美樹の音楽を聴いていても、浅川マキは忘れない。

新譜ジャーナル「浅川マキ」  電蓄で聴いたEP盤

マキの曲のなかでは、メジャーな曲よりも、ロッドスチュアートが書いたガソリンアレイや大砂塵などが好きだった。コンサートでいつも期待して待ったが、マイナーな曲はなかなか演奏してもらえなかった。石黒ケイがカバーしているジン・ハウス・ブルースもお気に入りだった。

ガソリンアレイ(直筆) 

67歳、まだ若かった。浅川マキと彼女の歌に合掌。


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