These foolish things

音楽を中心に新しいもの、古いものをなどMy Favaritesを。時には映画やWho's Whoなども

檸檬のころ

栃木のある町の高校3年生の卒業までの心の軌跡を描いた佳作でした。2人の主人公のうち、特に孤高のロック少女の白田 恵役を演じた谷村美月さんがはじけた演技で光っていました。16歳なのに既に立派な役者でした。


軍歌っぽい毎日それほど変わったことがあるわけでもない地方の高校生の日常が、あるちょっとした出来事で心が高揚したり落ち込んだりする様子を見事に演じていました。みんなと違った生き方をしても仲間はずれでいじめたりしないでそっとしておいてくれる関係はいいですね。一方の榮倉奈々さんは優等生の役がらか、目立つところがなく主役をとられた印象で残念でした。
田舎の高校は卒業すると、都会に去るもの、地元に残るものとに別れ、もしかすると一生そのまま離れてしまう可能性も秘めた最後の日々をそれぞれ一生懸命に夢中ですごしていて、感慨深いものでした。


高校生と音楽との関連とうテーマでは「リンダリンダリンダ」や「スウィングガールズ」がありますが、音楽中心やバンド仲間での結びつきでなく、5人それぞれの異性との交際や友人関係を中心に描いていました。全体の雰囲気としては「リンダリンダリンダ」に近く、日常をそのまま映画にしたという、雰囲気はドキュメンタリーに近いものでしたが、琴線に触れました。


檸檬のころ公式ホームページ


「花発多風雨 人生足別離」
花に嵐のたとえもあるぞ、サヨナラだけが人生だ」井伏 鱒二訳



「ふりむくな/ふりむくな/うしろには夢がない
別れは君を強くする。顔を上げていこうじゃないか。」寺山 修司

関連記事

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://77117c.blog118.fc2.com/tb.php/1-b9368f68
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「檸檬のころ」レビュー

映画「檸檬のころ」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:榮倉奈々、谷村美月、柄本佑、石田法嗣、林直次郎、浜崎貴司、石井正則、中村麻美、織本順吉、大地康雄、他 *監督:岩田ユキ 感想・評価・批評 等、レビューを含む記事・ブログからのトラッ 映画レビュー トラックバックセンター【2007/10/23 10:15】
カレンダー

最近の記事
FC2カウンター

最近のコメント
カテゴリー
ツイッター

月別アーカイブ

リンク
プロフィール

Groove

Author:Groove
音楽(クラシックと演歌以外)と、映画、PCの日々。古い話を含め、お気に入りを書いていきます。

ブログ内検索

RSSフィード