These foolish things

音楽を中心に新しいもの、古いものをなどMy Favaritesを。時には映画やWho's Whoなども

桐島 部活やめるってよ

桐島、部活やめるってよ

001_20130223120617.jpg

巷の高評価に影響され、遅ればせながら鑑賞しました。
一回目に見たときは登場人物の多さに戸惑ったり、筋を追うのに精一杯だったので、その後何回か見直しましたが、2回目以降は胸にズシンと響きました。映画の題名の「桐島」は結局最後まで登場しませんでした。勉強も運動も万能だったらしい桐島を頂点として、決まった自らの立ち位置に、一応安定して学校生活を送っていたそれぞれの登場人物が、桐島が消えて始まった校内ヒエラルキーの崩壊の渦に巻き込まれているうちに、次第に自分を取り戻して行く様子を描いています。


一応、主な登場人物は挙げられていますが、それ以外の登場する生徒たちも生身の人間としてしっかりと描かれいました。あるグループに属していてもそれぞれ別々な思いがあり、それが「桐島」事件をもとに露わになっていきます。吹奏学部の部長である、沢島亜矢(女の子ものがたりに出ていた大後寿々花さん好演)が部員をまとめるべき立場と彼女持ちの菊池への想いとの間で揺れ動くシーン。また、中学からの同級生らしい女子4人組(桐島の彼女と腰巾着の2人、それに対する運動部女子2人)が微妙な関係が破綻していくシーンなどが記憶に残りました。

002_20130223120618.jpg


野球部を休部している菊池(それでも試合だけは参加するように誘われるくらい運動能力が高いらしい)が、以前には目にも止まらなかっただろう映画部の部長の前田との話でまだ何者でもない自分、今何もしていない自分に気がついて泣き出してしまいます。画面の菊池の涙とともに、私も思わず嗚咽していました。彼はこの後変化していくだろうと予感させられるシーンでした。

kiri.jpg

がんばっても前田はたぶん映画監督に成れないし、野球部の部長にはたぶんドラフトからお呼びがかからないし、バレー部のサブ風助は桐島ほどスパイクも受けられるようにならないと思う。でも、何故かやりたいんだよね。

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」や「パーマネント野ばら」の吉田大八監督、やはりただ者ではない。

CP+2013

CP+2013
CP+2013.jpg

仕事と趣味の両方の関係でパシフィコ横浜で開かれたCP+2013に行ってきました。ここ数年ずっと通っていますが今年は普通の媒体でもアナウンスしていたせいか、入場者数が増えているような気がしました。特に新製品の体験コーナーや有名なカメラマンが解説している参加社のブースは人であふれていました。

デジカメでの写真撮影はセンサ、レンズ、画像処理エンジンなど、各種の技術が盛り込まれて完成する芸術品だとはよく言われますが、毎年参加していると、それらの技術が少しずつ進歩しているのがわかります。特にセンサと画像処理エンジンは、レンズ技術と違ってデジカメから始まった新技術であり、アナログ周りでもデジタルになってからの処理でもまだ進歩し続けていると思いました。一例を挙げると、私が2000年頃に最初に買ったデジカメはオリンパスC-2020ZやC-2040Z(追記に記載あり)でし、1/2インチCCD、200万画素、最大のISOが400止まりだったのに対し、現在では35ミリフルサイズ、数1000万画素に変わり、ISOはなんと最大204800と512倍もゲインアップしていました。

2020.jpg   C2040.jpg

また、撮影や記録、AF(オートフォーカス)の高速化、低消費電力化、APS-Cからフルサイズへのセンサの大型化に伴いコストアップを抑えるための高歩留り化/工程の短縮と合理化など、地を這うようなカメラ会社の技術者達の努力の跡が垣間見れるような気がして応援したくなりました。
デジカメの世界ではまだまだアナログ技術も主役で性能改良の余地はあるのでしょうが、プロに近いレベルの写真を撮るような特殊な場合(超望遠、暗い、あるいは高速)を除けば普通に写真を撮れば、フルサイズであろうが、APS-Cであろうが、マイクロフォーサーズであろうがそこそこ撮れてしまい、あとはレンズと腕次第というレベルまで到達したという気もします。そうなるとTV受信機のようなコモディティ化も見えてくる可能性も感じました。難しいところです。

 exmor_r.jpg pic_02.jpg

個別には裏面照射型センサと信号処理回路を積層する技術(EXMOR R ソニー)や,ローパスフィルターレス(ペンタックス)、EXR-CMOS(フジフィルム)などがありしたが、シグマのFoveonダイレクトイメージセンサー(センサ内の縦方向でRGBを分離しベイヤ配列のよう補間とローパスフィルターを不要としたもの)が1500画素*3層にアップしており、高解像度感に圧倒されました。ローパスフイルタのモワレ/偽色対策の他にも、「画素サイズが大きいほうがダイナミックレンジが広い」とか、「光の回折限界」などの、原理的と考えられる制約を技術開発によって乗り越えていこうとする姿勢に心強さを感じました。

fig1.jpg


[Read More...]

カレンダー

最近の記事
FC2カウンター

最近のコメント
カテゴリー
ツイッター

月別アーカイブ

リンク
プロフィール

Groove

Author:Groove
音楽(クラシックと演歌以外)と、映画、PCの日々。古い話を含め、お気に入りを書いていきます。

ブログ内検索

RSSフィード