These foolish things

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がんばっていきまっしょい

映画「がんばっていきまっしょい」

NHKで放送していたのをふとしたきっかけで見ることができました。
ほとんど予備知識がないままでしたが、なんともたまらない気持ちになった映画でした。


四国の名門校になぜか合格したが、おちこぼれ寸前の田中麗奈扮する篠村悦子(悦ネエ)が主役です。出来のいい姉とちがって、不器用で親からも期待されず、家出しても気がついてもらえない悦ネエですが、あるときボートの練習を見たのがきっかけで、自ら女子ボート部を立ち上げます。主人公はまだ、激しい競技に耐える体力もできず、腰痛や貧血で挫折して退部しようとしますが、コーチに「意外と根性なし」と言われ、「私はボートがないと何もないんです。」と言って復帰します。

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集めたメンバーも新人戦までと御願いしてよせ集めた臨時のメンバーで運動経験のない素人達ですが、みんな次弟にボートに目覚めていき、マメをつぶして血だらけになってもオールを漕ぎ続けまます。

ボートのシーンは、瀬戸内海や湖で逆光気味では引いた画が多かったのですが、ボートがシルエットのようにきらめく波に浮かんで名画のように美しいシーンでした。そして、最後の国体県予選のシーンでは、チーム結成こ最初の試合では、レースの最後まで満足に漕げなかったクルーが見違えるほど上手になってオールがきれいにターンして揃っていました。

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「20歳になったらどうなっているだろう」と、合宿の夜にメンバーで話し合うシーンがありましたが、ボートに乗れるのは高校生のうち夏季の2シーズンだけという時間の制約のなかで、後から振り返ると一番輝けた、でもその時間のなかにいるクルーのメンバーには、自覚のない夢中の時間で夢を見ているような至福の2年間だったと思います。大人になって色々な桎梏でがんじがらめになってからでは得られない瞬間です。

高校生の普通の日常を描いた映画は「檸檬のころ」、「リンダリンダリンダ」、「天然コケッコー」を初め、好きな映画が多いですが、この映画も何度見ても泣けてしまい、また宝物の一つになりそうです。

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コックスのヒメ(清水真美のレース前の「がんばっていきまっしょい」、レースでの「オールメン、用意」「キャッチ、ロー、キャッチ、ロー」、そしてラストの「スパート、スパート」の絶叫がいつまでも耳に残ります。映画を見た人に「がんばっていきまっしょい」と言っているかのように。
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テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

曲げられない女(1)

曲げられない女(1)

TV放映は終わっていましたが、何となく気になってDVDの第1巻を借りてきました。これが痛快に面白くて残り全巻を借りてきて一気見してしまいました。

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9年間も司法試験に落ち続けている、 菅野美穂さん主演の荻原 早紀が主人公です。間違ったことが大嫌いで「すみません、正確に言っておきたいので」と間違いを糺すため、これまで友人が全くいない32歳です。いつもは封印していますが、熱い心と相手の長所を見抜く鋭い眼をもっています。ふとしたことで、谷原章介さん演じる警察署長である、藍田 光輝と知り合い、永作博美さん演じる同級生の長部 璃子と再会します。

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この二人はいずれも藍田が弱い自分を隠そうとしてお飾りの警察官僚となっていたり、璃子は結婚した家では子供たちは義母に懐き、旦那は浮気していたりして、二人とも全く必要とされていないのですが、波風が立たないよう、自分を殺して毎日を送っていましたが、知り合った早紀を応援しているつもりで、いつの間にか早紀に助けられて、自分の心に正直に向き合って生きて行くようになります。早紀も同様で、二人と32歳にして初めて友人となることができました。
 

全10話で、早紀の心のシャッタが開いて大声で叫ぶシーン等を初めとして、毎回名セリフやシーンが多いのです。全部は覚えていませんが、最初にこのセリフには泣かされました。
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「独りぼっちっていうのはねぇ!あんたが思ってるほどそんなに甘いもんじゃないんだよ!たった二人しかいなかった友達にも、もう二度と会えないんだ。 (中略) 司法試験に9年続けて落ちて落ちて、自分のやってることに何の意味があるんだって思うけど、でも、きっと、私達に生きる意味なんて必要ありません。私達に必要なのは、生きる意志です」
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また、早紀は生まれてから一回もその言葉を言ったことがないと夢の中で、もう一人の自分から言われました。
私は謝る言葉かと想像しましたが、早紀が藍田と璃子に対して人生で初めて使った言葉は「助けて。やっぱり二人が居ないとダメなんだよ私。これからも、私が辛い時や苦しい時、助けて下さい。お願いします」。でした。



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