These foolish things

音楽を中心に新しいもの、古いものをなどMy Favaritesを。時には映画やWho's Whoなども

アニメ のだめフィナーレ

アニメ 「のだめカンタービレ フィナーレ」


みーんな バカ 

コミック、映画、アニメと三つ巴で展開してきた、のだめ物語のうち、アニメ版がいよいよ最終回に差し掛かっています。アニメ編は国内編の第1部(23話)、パリ編(11話)、第3部に相当する現在放送中のフィナーレ(11話?)、と全て録画してリアルタイムで見ています。国内編のころは、コミックと人物の顔の違いに違和感があるなど、しっくりしないところもありましたが、最近また再び国内編から通して見直してみると、思いかけず心惹かれ、特にパリ編、フィナーレと進むにつれて、どんどん盛り上がってきたように思います。

コンサート  ついに

コミックと違って、アニメでは演奏のシーンで演奏する動きが再現でき、さらに音楽がテーマであるという特殊性から最も重要な音楽が音で表現できるという点で、プラスに働いているのでしょう。コミックや映画(まだ、後編が残っていますが)ど同じように感情移入してしまい、コミック等でストーリーは知っているシーンでもまた涙腺を刺激されます。

ターニャとターニャ 

メインの二人はもちろん、サブキャラクタも主人公の引き立て役でなく、それぞれ才能と苦悩を抱えた、音楽人としてきちんと書かれています。とくにお気に入りは、「ピアノが弾けなければロシアから来た、ただの田舎娘」のターニャです。千秋やのだめに対して「成功する人とは、こういう人達なんだ」と思い、それに対して、努力だけでは到達しえない自分の音楽家としての限界が見え、諦め、羨望、逃避としての結婚願望等の感情が入り乱れています。最初は暗いとして見向きもしなかった、黒木君に知らず知らずのうちに惹かれていくさまが見事に表現されています。アパルトマンの皆にたいしても、「みんな、バーカ」と最大の共感を示し場面がありますが、いいシーンです。尺の関係で父の雅之や重要人物が出てこないのは、映画と同じで少し残念ですが、アニメものだめはやはり秀逸です。


エンドクレジットに出るCGも、音から手の動きを作るという関西学院大学の技術など、我々視聴者が気づかないところで、どんどんレべルアップしているようです。音楽もフィナーレはオープニングやエンディングともに気に入りました。

 さかいゆう / まなざし☆デイドリーム(0P)



風と丘のバラード/ Real Paradis with のだめオーケストラ(ED)



関西学院大学へのリンク
映画 のだめ最終楽章前編(感想)へのリンク
アニメのだめめカンタービレ(感想)へのリンク

映画 女の子ものがたり

映画 女の子ものがたり

西原理恵子の原作の映画化作品です。公開時にはいつものように見逃してしまって、今回DVDがでたので見ることができました。

タイトル 

海辺の田舎の町での3人の女の子が小学生から大人になるまでを描いています。母親の再婚で引越してきた主人公の菜都美は、クラスの金持ちで、とりまきの多い目立つ女の子からグループに誘われても拒否し、貧乏で、汚れた家に住んでいたり、親からいつも殴られてている、きいちゃんとみさちゃんと仲良くなります。

高校生になると、きいちゃんとみさちゃんは、貧困や暴力など自分の家庭環境を認識し、自分の将来も見通すようになります。それは地元に残って、ヤンキーの男の子と結婚して、子供は3人くらい生んで、パートに出るというもので、次第にそのとおりになっていきます。暴力を振るわれても幸せと言い、みさちゃんは両親が逮捕されて、幼い兄弟の親代わりとなって働きに出るなど、主人公より先に大人になっていきます。

逃避行 

主人公は、きいちゃんとみさちゃんの境遇を心配して「きいちゃんは幸せ、みさちゃんも幸せ」といつも念じていますが、きいちゃんに「あんたは私たちと違うと思っているやろ、あんたなんか大嫌い、この町からでていけ」といわれ、大喧嘩になります。みさちゃんは主人公に対して自分たちとは違う何かを感じ、自分たちは逃げられないこの田舎の町から、菜都美を大きな舞台に出ていけるよう、背中を押してあげます。

なっちゃんの画 

きいちゃんとみさちゃんは、その後病死したり行方不明となりますが、主人公の漫画をずっと大事にしていました。貧困と暴力の生活でも、「幸せ」だと言っていたきいちゃんは、そういう生き方しか選べないため、日頃は本当にそう思い込んでいたのでしょうが、諦めや葛藤の挙句、田舎町の日常で封印してしまっていた夢を、再び取り出して主人公に託しました。
かって私も田舎の街の高校生でした。息が詰まるような閉塞感から、都会に出てそのまま帰りませんでした。劣悪な環境に折り合いを付けようとして生きたきいちゃんとみさちゃんは強い。彼女達が「女の子ものがたり」の本当の主人公ではないかとさえ思えました。

西原先生はいつもど真ん中ストライクです。映画で浅草の花屋敷の遊園地のゴンドラから下を見て「何にも見えない」と言っていたとおり、上から目線でなく、地面に這いつくばって、下から愛情を持って人間を見ている姿勢が感じられるめなのでしょう。ずっと泣きどおしでした。


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