These foolish things

音楽を中心に新しいもの、古いものをなどMy Favaritesを。時には映画やWho's Whoなども

ウェブはバカと暇人のもの

ウェブはバカと暇人のもの
中川」淳一郎著(光文社新書)

新書を含め、本もあまり読まなくなって久しいですが、一応ブロガーの端くれ(といってもほぼ月一ブロガーですが)、上記の本を題名につられて買ってしまいました。

本1  本2

この本の内容を勝手にまとめると、著者は

1.現在のウェブのヘビーユーザは暇な人達がメインであり、地上波TVと同じで定額料金を払えば使いほうだいで同じ安上がりであるため、年収の比較的低くて時間がたっぷりある人(暇人)が集まってきている。

2.リアルな世界で多忙な人たちは情報を収集するため、ネットに短時間で効率的にアクセスし、そのまとめた情報を無料でアップしたりせずに実際の仕事で活用している。

3.ネットで受けるネタはテレビの番組内容に関するものが多い。一般大衆はヘビーユーザと違ってネットもほとんど見ないし、ネットの影響力は実は限られており、テレビの力が圧倒的に強い。テレビはネットの世界を怖がっているが、暇人たちに支配されたネットの力に対する過剰な恐怖である。

4.素人に価値のある文章は書けない。

そしてまとめとして
ネットよりも電話のほうがすごい
ネットよりも新幹線のほうがすごい
まとめとして、「ネットはあなたの人生をなにも変えない
と結論付けています。

嘗て、ウェブ2.0は夢か現実か?(佐々木俊尚著)では、双方向ネットの可能性が、前向きに語られていましたが、著者の言う「暇人たち」に蹂躙されてしまった現状はこの本のほうが現状に近いのでしょう。 鳴り物入りのアクトビラでさえ、使っている人は極少数でしょう。
このブログでも圧倒的一位のPVであった記事は「ちりとてちんファンミーティング出席レポート」で、テレビ関係でした。連日くる膨大なメールはスパムが90%以上、コメント欄は機械で検索して来るのかこれもスパムだらけとなってしまいました。面と向かってでなくても、匿名で発言できるネットの世界にはソドムの市のような退廃を感じる場合もあります。某新聞の「**小町」では、あまりの本音のグロテスクさに怖いものみたさに引き込まれて時折覗いています。

著者の言いたいことは、ネットよりも生身の人間と向かい合いなさい、また有効な情報は有料である。ということなのでしょう。ネットと言えば参加者も少なく、アプリとしては実質的にFTPとメール、ネットニュースしかなかく、ネチケットが厳密に守られていた商用インターネットの牧歌的な時代(94~95年ころ)ははるか遠くなりました。



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