めぞん一刻(2) |
めぞん一刻(2) コミックが原作で、その後アニメ化や実写化された作品は、極一部を除いて当然ながら、オリジナルのコミック版が作者が一人で築いた世界であり、集団の作業であるアニメではやはり無理がありことが多いです。一部の例外としては「のだめカンタービレ」が原作にかなり忠実だったかと思います。 最もなるほどと思わされたシーンは、TV画面にはないコミックのみのシーンですが、二人が初めて結ばれた次の朝の響子さんの態度でした。永い間のすれちがいがようやく決着し、気持ちや身体を含んだ全てに対して、ようやく安定した心持に落ち着くことができた状態を見事に描いていました。男性では理解できない、肝が座ったときの女性の底力のようなものを感じて、さすが女性の描くコミックならではの視点と、当時感嘆したものです。
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めぞん一刻 |
めぞん一刻 先日、テレビ朝日系列でTVドラマ「めぞん一刻」の後半部が完結編として、前日再放送された昨年放映の前半部とともに放映されました。昨年はドラマは見たものの、録画に失敗したため、今回ようやく両方そろえて見ることができました。 めぞん一刻はコミック、TVアニメ版とも当時は見逃してしまったのですが、数年前、ふと気になってコミックを一気買い(大人買い)し、その後、DVDや関連本なども次々購入して深みに嵌っていきました。お話はアパートの管理人である音無響子をめぐるラブ・ストーリーです。私も近い年代に下宿生活を送ったこともありましたが、当然のことながら、当時の管理人は老夫婦であったし、ほかの下宿人とは没交渉が普通でしたので、ドラマとは大違いですが、昭和の雰囲気は通じるものがあります。 今回の実写版TVドラマは頑張っていたとおもいますが、1年前の前半と合わせても4時間程度での制限であり、コミックからアニメへの変化ではTVアニメ上での表現の制約など以外は、比較的忠実に反映していたのに比べ、ストーリーも変えられていました。 例えば、最も感動的とおもうプロポーズシーンも泥酔した響子の父親を夜道で負ぶって帰る時から保父合格パーティでのみんなの前に変わっていました。 登場人物も、八神 いぶき、九条 明日菜、二階堂 望、キャバレーの支配人、マッケンロー/サラダをはじめとする犬たちなどは登場せず、これに関したエピソードは全くカットされていました。ちょうどちりとてちんの総集編を見たような印象ですが、あちらは全体のなかからシーンの抽出だったのに比べ、脚本からやりなおしですから、さらに違和感がありました。
名セリフ集(の一部) 裕作「お父さんにとっては、響子さん、いつまでも小さい女の子なんですよね。だけどおれにはとっては、たったひとりの女の人です。結婚してください。泣かせるようなことは絶対しません。残りの人生をおれにください」響子「ひとつだけ、約束、守って」 朱美「なーんもやらせないで、男を縛ろうなんちゆー根性が気にくわん」 リンク ウィキペディア |
Author:Groove
音楽(クラシックと演歌以外)と、映画、PCの日々。古い話を含め、お気に入りを書いていきます。