のだめカンタービレ(1) |
のだめカンタービレ(1) 06年度下期に放送された、クラシック音楽のTVドラマです。人気コミックの実写版ですが、ほとんどコミックをそのままのストーリーにしており、ギャグたっぷりで、しかもクラシック音楽に対する深い思い入れがドラマの構成でも十分感じとれました。名演技/はまり役が多かったかなでも主演の、のだめ役の上野樹里さんも、玉木宏の千秋は特にイメージぴったりでした。最後のオーケストラの演奏シーン(特に卒業演奏会)のシーンでここに至るまでの多くの困難を乗り越えて、回想しながらも、これからを思い涙を浮かべて指揮する姿はドラマながら感動しました。 先にコミックを17巻あたりまで読んでいたのですが、月9で全10話の枠の制約か、さすがにロケはできないのか、ヨーロッパに行ってからの話には入らず、9巻までの話でした。演奏会シーンのヨーロッパ編は、日本での話題に比べて、より音楽中心の展開になるため、これでよかったのかも知れません。17巻までを読んだうちで、すぐに最も気に入った、故郷の川ぞいの道での再会シーンが、のだめが音楽を再び続ける決意をした直後で、TVでもクライマックス近くの構成となっていて感動的なシーンでした。 収録はエキストラを募集して、数回行われており、私もその1回に参加しました。映画ほどではないですが、リハーサルを数回繰り返したり、個別に俳優毎のシーンを取ったり、指だけのシーンでは先生が弾いて撮影したりして演奏会場での数分のシーンを半日かけて撮影しており興味深かったです。収録後、上野樹里さんは素人のように、両手を体の前でひらひらさせてあいさつしながら、玉木さんは流し目をして退場していき、会場は大盛り上がりでした。 (つづく) |
佐瀬 稔 スポーツ人生(1) |
佐瀬 稔さん 既に鬼籍に入った人たちのなかでも、特に記憶に残る人々がいます。一般的にはあまり知られていなくても、ふとしたきっかけで、お気に入りとなった人達です。、その生き方や残した業績を知っている人がいなくなると、ほんとうに世の中から消え去ってしまします。そんな記憶に残る人々の1人が佐瀬稔さんです。スポーツライターで大会社の記者からフリーランスになり、スポーツ、特に野球やボクシング、登山などの選手に対し、冷静かつ暖かな目で取材しています。そんな記事のうちのひとつです。 勇気を捨てきれない悲劇
(つづく)
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東 君平 おはようどうわ 「なつがくる」 |
東 君平さんの「なつがくる」 1982.6.26
一年は短いようで長い。風景は同じでもいつのまにか人は少しずつ入れ替わる。毎年、夏まつりと桜の季節には「また一年間生きていた」と思います。上の童話はこども向けですが、大人には心に沁みます。竹内まりやのアルバム「デニム」の中の人生の扉という曲のように。 [Read More...] |
上野千鶴子 「学校化社会」 |
学校化社会 上野千鶴子
そんな上野さんの近書です。勝手に要約すれば
等です。分析としては同感できる点もありますが、フリーターも含め、多様な生きかたを勧めているのは、現実を知らない学者、あるいは現実を知っていても同じ視線まで降りていけず、調査・解析に留まっている「学者」の限界かと思いました。サイバラ作品の「高知でも貧しい地域で、女はみんな18歳くらいで結婚して、あちは一生後悔して終わる。旦那はヤンキーあがりで日給の仕事をして1DKくらいのアパートで・・・」の見方のほうがより、暖かな視線を送っています。 本のなかでも「私は優等生でもあったし、はみ出しでもあった。」と書いていますが、「劣等生だった」とは素直に書いていません。それは劣等生ではなかったのでしょう。 (つづく) [Read More...] |
スウィングガールズ(3) |
公式ホームページのBBSは2005/6月末で閉鎖されましたが、それまでも盛り上がっていた、BBSもで閉鎖のアナウンスで、さらに書き込みが多くなり、あれよあれよと言う間に最後に向けて一日数百件の書き込みに膨れあがり、まるで筒井佳隆の「20世紀の最後の数年はわずか数秒ですぎた」という、小説急流のような光景でした。 そのなかから 私の書き込み 失礼だと思うけど書き... スウィング名無し - 2005/04/16(Sat) 21:17 No.19716 コンサートDVDのバックステージの中で、松田まどかさんがカメラマンやってる部分がありますよね。他のガールズ達がくつろいでいる時に聞こえてくるサックスの音。あれ樹里さんが一生懸命練習している音ですよね。まどかさんも彼女を撮りながら「樹里はいつも真剣です。」ってコメントしてますね。アイウエオさんがもしご覧になっていないなら、是非見て頂きたいですね。下手か上手かなんて関係ないし、あの真剣な姿で、彼女の一生懸命さを理解してあげて欲しいですね。自慢げにサックスを吹いているなんてこと、あれ見たら言えませんよね。 Re: 印象深い友子のシーン... かちたろう - 2005/05/20(Fri) 23:10 No.24209 皆さんは何派ですか? 大人の味 - 2005/06/14(Tue) 05:58 No.27448 |
スウィングガールズ(2) |
スウィングガールズでのお気に入りのシーン 脱退したメンバーが残った5人がスーパーの前で演奏しているのを聞いて、私服を制服に着替え、ブランド品を売って楽器を買って全員が合流して演奏するシーン。音が重層化して厚みをましていき、演奏しながら、うれしそうに振り返っていました。 音楽祭に向かう電車のなかで出場資格がないことがばれて、非難される友子。でもおじさんのラジオから流れた音楽で皆電車のなかで演奏しだし、そこに友子を暖かく迎え入れるシーン。アニメ映画タッチでの監督の言葉。「俺たちの目指していたのは甲子園なんかじゃないことを思い出させてくれた」に重なりました。これらのシーンでは友情・人情と音楽に弱い私はとたんにウルウル 最後の演奏シーンオープニングがアップテンポの曲でなく、ムーンライトセレナーデでしっとりと始めたところが最後のもり上がりにつながっていました。 そして雪合戦のシーン雪の上に倒れた友子が拓雄に見せる表情。いつもバカにしている同級生に対する対する態度ではなく、誘うような大人の女の雰囲気を感じてズキッとしました。ある女性評論家がこのシーンを「一瞬、私は男になった」といって絶賛しておりました。 番外ギター(関根香菜)と,ベース(水田芙美子:ベス)のメンバー、音楽経験でありながら素人メンバーに根気づよく最後まで付き合う、見かけによらず、やさしく義侠心のある役でした。 リンク 長島美紗さんのHP [Read More...] |
スウィングガールズ(1) |
2004年秋まだやっていた池袋のテアトルダイヤに出張のおりに立ち寄りました。既に公開終了近くのため、パンプレットなども一切なく、観客も20-30人程度でした。 4ビートのジャズはビッグバンドものも含めてずっと以前から聞いていましたので、高校生がジャズをやるというので興味を持ったのですが、似た高校生と音楽ものである、「リンダリンダリンダ」などと比べると立派な本格的映画でした。スタッフも多彩で素人が多いバンドメンバーを3ヶ月合宿させて腕を上げるとか、地元の山形県のローカル線(フラワー長井線)とタイアップしてラップ電車を走らせるとか、有名な曲を映画で使うだけでも大変なのにテレビ局が主催すると、費用も期間もかけて(比較的)娯楽大作をつくれるのだと感じました。
(つづく)
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西原理恵子 「毎日かあさん」 (2) |
一度、気に入ってつぼにはまると軽く10年は持続することが多いので、サイバラさんと鴨ちゃんもそうなりそうな感じがしています。 下↓は同じくダ・ビンチの記事からですが、二人とも出家しているからでしょうか、育った環境や何回も訪れた国々での底辺の人々から感じとって会得した、諦念に似た死生観とそれと対になる現世での、腹の座った人生観が感じられます。鴨ちゃんは「生成り」のように素朴でいい男だったことがよくわかります。世知辛く、生き馬の目を抜く生きかたが至上の価値とみなされる現代においては希な人でした。アジアのどこかの田舎道で棒きれのように行き倒れたかったのだろうと考えました。 戦場ジャーナリストも、アル中も損得感情が上手な人にはできない生きかたでしょう。それにしてもすべてを背負って生き抜いている女の人は強い。 |
西原 理恵子 「毎日かあさん」 |
生きるため、家族との生活を維持させるためにこそ、お金が必要で周りの人に隠すこともなく体当たりの生き方をしながら、やさしい視線があふれています。特に2人のお子さんはじめ、子供に注ぐ愛情は下積みの生活を長く経験して痛みを知った上で得たものだと思いました。 破天荒で不器用な生き方しかできなかった、鴨ちゃんとの結婚生活、特に最後の日々は忘れられないものがあります。そのおかげで、いい子供たちに恵まれましたね。人は忘れられた時に二度死ぬということばを銘じておこうと思います。毎日かあさんは書店で幾たびか手にとりながら、最後のページを読んで涙があふれて買えなくなってしまいます。 もっている本を調べたら
だけでした。今度「いけちゃんとぼく」を買ってみようかな。 西原 理恵子公式ホームーページ
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今井 美樹 DREAM TOUR FINAL AT BUDOKAN 2004 |
今井美樹はPRIDE('96)のころから聞いており、CDやDVDもある程度は聞いていました。この2004年ツアーのアルバムも何気なく購入しましたが、これまでで、一番のお気に入りになりました。 同じ曲でも長年歌いこんだことや、自身の年齢を経てと変化した反映、また布袋寅泰との共演でかつツアー最終日でリラックスできたこと、などが影響したのか、同じ曲でも他のアルバムに比べ、声も良く出ており、少しアップテンポながら、豊かな表現力でした。 同時にCDとDVDが発売されていますが、時間の関係かCDにはアンコールを含め、数曲が収められていないためDVDのほうがおすすめです。
良く言わない人も少なくないアルバムですが、私にとてってはお気に入りで、毎日電車のなかで繰り返し聞いています。今井美樹はPRIDEだけの一発歌手ではないことがアルバムから理解できます。アレンジや今剛さん、クマ原田さんなどの共演者も腕達者でメロディーと副旋律、ベースの音が重なりあう様子は何度聞いても身震いがします。 オフィシャルサイト ドリームツアー「十三夜」最終日 |
リンダリンダリンダ(2) |
主人公が4人のバンドメンバーで他の出演者がからむ構成だったので、特に日常の微妙な友情のゆれのシーンが多く描かれていました。全体のトーンは地味ながら、先生をはじめ、悪意のある人が出てこない映画で、また、主人公のメンバーたち同士および周りの人達と次第に理解しあうシーンが多く、そのなかにいると平凡と感じる高校生活でも、回顧すると輝いていた時だっとことがわかる高校3年生の最後の秋での文化祭を中心に描いていました。 お気入りのシーンは、ほとんどなのですが、その中でも 私の白眉は 公立高校はだいたい、映画のとおりボロボロな校舎が多いのですが、これから旅立とうとする一時期を過ごす生徒のおかげで輝いて見えました。 |
檸檬のころ(2) |
お気に入りのシーン 白田 恵と辻本が知り合って親しくなるきっかけとなる、理科室でのやりとり(あやまるシーンでの「著しくユニークな演奏というか独創的な音のはずしかた」などのそれこそ普通では出てこないユニークな言葉使い。これは豊島ミホさんの原作にはないセリフで脚本の段階で付け加えられたとおもいますが、追加によって面白みが増えました。 学校の坂を高揚した気持ちのまま、自転車で一気に駆け下りるシーンやいとことの下校シーンは、奔放さが良く出ていて出色でした。 二人のヒロインが、別れの予感などそれぞれ、いろんな想いを秘めたなかでの文化祭で、白田 恵(谷村美月)さんが劣等感のなかで本音で作詞した音楽で加代子(榮倉奈々)が感動し、それ白田 恵に伝え、彼女が素直に辻本に感謝するシーンでは、涙腺がゆるみました。卒業式の前での運動場での敬礼ごっこも。 西くん(石田)もよかったですが、辻本役の林 直次郎はしかたがないとはいえ、もう十分立派な役者さん達と比較すると素人と玄人の差が感じられました。 全般に、まだ世間知も持たずなく、決まった相手もいない地方の地味な高校生の卒業までの不安定だが、まっすぐな日常がよく描かれていて私のつぼには、はまりました。白田さんほど文才があったらいいのにね。 |
檸檬のころ |
栃木のある町の高校3年生の卒業までの心の軌跡を描いた佳作でした。2人の主人公のうち、特に孤高のロック少女の白田 恵役を演じた谷村美月さんがはじけた演技で光っていました。16歳なのに既に立派な役者でした。
高校生と音楽との関連とうテーマでは「リンダリンダリンダ」や「スウィングガールズ」がありますが、音楽中心やバンド仲間での結びつきでなく、5人それぞれの異性との交際や友人関係を中心に描いていました。全体の雰囲気としては「リンダリンダリンダ」に近く、日常をそのまま映画にしたという、雰囲気はドキュメンタリーに近いものでしたが、琴線に触れました。 [Read More...] |
Author:Groove
音楽(クラシックと演歌以外)と、映画、PCの日々。古い話を含め、お気に入りを書いていきます。